Backpackの凡人



Florida中部を西の方にちょっと行くとマナティーの楽園があります。


アメリカというところ、大半はとても冬は寒い場所です。凡人の住むIowaも、氷点下-10〜-20℃になることはしょっちゅうで寒いと-30℃くらいになったりします。日本の緩い冬を当たり前としてきていた自分にはとんでもない状況でした。2年目の冬場、一大決心をしIowaからMy carをフロリダにもって行き、そこに2ヶ月ほど車を置いていました。そして、その冬に3回のフロリダの旅行をしました。

そんな中でも、今回は自分にとってフロリダらしい、と思わせてくれたCrystal Riverの紹介をしたいと思います。

写真はフロリダの椰子の木の森です。

フロリダでは沢山の野生のペリカンを見かけます。特にKeysにいけば本当にすずめのような状態で沢山いるんです。写真のペリカンは巣を作っています。卵を暖めているのでしょう。

フラミンゴです。フロリダ南部の湖に行くと野生のフラミンゴがいると聞いています。

コウノトリです。こいつもフロリダ南部には本当に沢山いました。確かに袋をさげて子供を運んでくる雰囲気を感じさせます。

ブラックベアーです。フロリダにも数は少ないけれども熊がいるのだそうです。

白頭鷲です。こいつもフロリダのあるところには野生で住んでいるそうです。自分は白頭鷲を見たのは初めてでした。

不思議なのはコイツら鳥は檻の中に入っている訳でもないのに逃げないで一定の場所にいるということです。白頭鷲、なんだか気品がありますね。

七面鳥です。アメリカならちょっと森の中に入っていけばコイツラは本当に何処にでもいます。ハンターの格好の標的です。食べると美味しいからです。

カバです。フロリダにも流石にコイツはいません。が、実はこのカバ君、とてもPhotogenicな奴でした。

この通り、水遊びが大好きで...

口をあけて餌をおねだりしていました。笑。大変な役者で、実はこのカバ、映画に何本か出演したことがある、超有名人なんだそうでした。
フロリダ、オーランドを西に2時間程行くと、Homosassa Springs State Parkという州立公園があります。ここではフロリダらしい動物が紹介されてます。
でも、ここHomosassa Springs State Parkでの一番人気はコイツラです。
殆ど水に浮かぶ肉団子といっていいかと思います。体長約3mくらいあって重さは重い奴で1トンくらいもあります。思ったよりもはるかに巨大です。
不気味な鼻を水面から出しては『プハー』と時々息をします。皮膚はまるで象のそれのようです。
彼の名はマナティー。もっと愛嬌あるかと思っていましたが、この公園で受けた彼らの印象は食いしん坊の肉団子って感じでした。
ま、凡人、早速彼らと一緒に泳いでみようと思い立ち、その州立公園から30分ほど北にあるCrystal riverという川にいきました。

この川は沢山のSpringsからのとても綺麗な水が集まっていて一定(22度)の水温環境がマナティーの好みの場所なのです。夏場にはメキシコ湾、大西洋を回遊している野生のマナティー数百匹が冬場、この川に集まってくることで知られています。ですからマナティーと一緒に泳ぐことのできる世界でも数少ない場所の一つなんです。
船はこんな感じの奴で全部で20人ほど乗って一緒にマナティーのいるポイントを探し回りました。このCrystal Riverは縦横無尽に走っていて何処かでマナティーはスイスイ泳いでいるのです。

時期は冬、水に浸かっている時はともかく、上がると、とても寒いです。オーランドくらいの場所は冬は結構寒くなります。ビニールで冬はprotectされていなければとてもではないですが、こんなツアーできないと思います。
んでもって、いました。川の底にジッとして(多分眠って)いる、巨大な肉団子。
野生のマナティーです。50%は川のそこで寝ていて、50%はスイスイ泳ぎながら水草をムシャムシャと食べています。まさに彼ら、寝ることと食べることしかやっていない人生なんです。そんな人生ですから肉団子になるはずです。
このとおり、彼らは綺麗な水と冬でも温かいのを好んでこの川に集まってきてスイスイ泳いでいます。
自分達ツアー客は、その彼らと一緒に泳ぐ機会をここでは得ることが出来ます。侮ってはいけません。彼らはこう見えても本気で泳ぎだすととても人が一生懸命泳いでも追いつけないくらい泳ぎの達人です。しかも、巨大です。うっかり泳いでいると、彼らに水の上に持ち上げられてしまいます。とても大きくパワーがあるのです。
優しい目をしていて、実際に性格もとても穏やかです。一緒に泳いでいてなでてやると心地よさそうにしてくれます。最初は単なる肉団子と思っていましたが、そのResponceが余りにも可愛らしくすっかり自分もやさしい気持ちにさせられました。
自分はこのうち一匹を一生懸命追いかけて...
3匹のマナティーにであいました。自分ひとりで3匹独占できたのはラッキーでしたが、周りに自分以外誰もいないくらい遠くまで追いかけてきたので実際にはちょっと離れすぎて、少々、恐ろしくなってしまいました。しかしこれは、お父さん(左)、お母さん(右)、子供(下)の3匹です。お母さんの脇のあたりに子供が頭を摺り寄せています。
何してるのかな?とこれを見た時には解りませんでした。子供は一生懸命に大きなお母さんに頭を摺り寄せているのです。
あとで、この写真をツアーの案内の方に尋ねたところ、授乳風景だということがわかりました。お前ラッキーだな、こんなの見れるなんて!と言われましたのでそうだったのでしょう。

マナティーはフロリダの思い出の中でも、その優しい存在感がそののんびりした生き方、眼差しとともに心に蘇ります。


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