Backpackの凡人





4泊5日のBackpackingを遂にやりました!!これぞBackpacking!!!
場所はIsle Royale National Parkです。アール・ロイアルと発音します。
五大湖最大のスペリオル湖上の孤島です。年間に1万人程の人しか訪れません。
Backpacking専用の国立公園であるためにとても難易度の高い公園なのです。
上の写真はフリーモント山頂での雄大な昼寝です。
環境がアラスカにとても似ている場所で今回のBackpacking練習にはもってこいでした。
一泊以上をBackpackでこなしたのは今回が初めてでした。かなーり自信がつきました。



@6/18 Iowaを出発しました。4泊5日、研究も少し休んで本気でBackpackingの練習です。出発時は雨。それくらいで緩むことはありません。Backpackingでは雨は降るもんです。片道900キロのドライブ。

A途中、アパッチ戦闘ヘリとM5戦車が飾ってありました。ベトナム戦争時の名残です。

Bミシガン州に入りました。

Cミシガン州、かなり北のほうです。iowaよりもかなーり涼しいのがとても心地よかった。広い芝生、その向こうに深い針葉樹林。

D途中に銅の鉱山で一時的に栄えた町がありました。今では崩壊していてゴーストタウンです。ここでのポイントはです。
@〜Dのように以下、横向きに読んでいってください。

更に北に進むと釣り橋がありました。大きな船が通る時には橋が上がる仕組みです。

橋を超えるとHumingtonの町です。綺麗な町でした。

途中のドライブコースはこんな感じです。多くは松か白樺です。とても涼しくて気持ちよかった。天気もスッカリはれています。

さらに途中途中に滝がいくつかありました。涼しくって気持ちよかった〜〜

そして遂にスペリオル湖が目に入りました。初めて目にします。世界で2番目に大きな淡水湖です。まるで海でした。大きかったぁ。水平線の向こうには空しかない。

海岸線もとても美しく、海と異なる点は波が少なく静かってことです。

上はスペリオル湖の地図ですが赤丸の島がIsle Royaleです。黄色い点であるカッパーハーバーという場所から今回は船に乗る(水色矢印)ことにしました。カッパーハーバーそうです。銅の港です。先の村からの銅をここから積み出していたのです。

初日はとりあえずカッパーハーバーすぐ傍のフォートウィルキンス州立公園に一泊して翌朝の出発を待つことにしました。

この頃には風もなくなって公園の湖はまるで鏡です。本当に美しい。

湖にカモがいました。子供10羽くらいと親鳥1羽。平和です。

本当に湖は鏡のようです。

州立公園にテント張って今日は体力温存、明日に備えます。この日はまだオートキャンプです。車があるのでかなり自由が利きます。でもBackpackingに備えて実際には何でも自分でやりました。

これはテントの目の前の光景です。筆舌に尽くしがたい美しさ。ぼんやり眺めてながらこの日はテントで休みました。

翌朝です。湖面にうっすら靄やがかかっていました。気温が低いので湖の水が温かい訳で湯気のような感じです。

そしてカッパーハーバーの港に来ました。15人程の人たちがいました。驚きました。全員、本格的バックパックの格好しています。Isle Royaleはそういう場所なんです。

そして7時45分に荷物積み込み開始。船はアールロイヤル・クイーンIII号です。一日に一往復しかしません。

船の中はこんな感じです。30人が一杯一杯という感じの小さな船です。出向しましたがIsle Royaleは全く見えません。スペリオル湖さすがでかいです。島まで4時間半かかります。

沖に出ると晴れてはいましたが風が強くこの波でした。かなりゆれました。

途中の景色です。が辺りに立ち込めているの、分かりますか?Isle Royaleは霧で囲まれた島であることでも有名なんです。湖の水はかなり冷たく、それで冷やされた風が強く吹いていました。寒かったし、ゆれました。

靄も晴れてきました。はるかななたに雲の一段が広く広がっています。

その雲の下に入ってしばらく進むと島が見えてきました。これがIsle Royaleです。到着だ〜〜。

到着した場所には写真のような建物がポツンとありました。レンジャーステーション(旅の情報手に入る)と売店があります。この他にはこの島には何にもありません。電気、ない。水道、ない。って感じでの場所です。Backpackingするしか生きるすべのない場所なんです。笑。凄いとこだ。。

到着後、パークレンジャーさんが皆に当然のようにBackpackingの心得を説明しはじめました。
全員Backpackingするものと当然のように思っているということです。いやはや、本格的場所に来てしまったなぁ。

売店です。純粋にBackpackingに必要なもののみが洗練されて売ってありました。蚊よけ薬だけ購入しました。

人によってはカヌー、カヤックでバックカントリーに出て行く人たちもいます。その方が楽だからです。この人たちも船でバックパッキングするんですね。

でも殆どの人がこんな感じでバックパッキングに出かけます。やっぱバックパックは歩きでしょう。皆荷物が大きいことには驚きました。自分のバックパックは実は小さい方だと認識しました。15キロあるのに...話せば30キロの荷物からっている人もいました。アメリカ人はタフだなぁ。

んでもってレンジャーステーションをちょっとでるともうこんな場所です。舗装道路なんて何処にもありません。トレイルのみの世界です。これを歩いていくと5キロおきくらいでキャンプサイトがあるのです。島の大きさは全長60キロくらいの大きさです。

島はかなり入り組んでいて入り江が沢山あります。こんな感じです。島自体は多くは森の覆われています。森と湖の島なのです。

スペリオル湖の入り江がトレイルのすぐ横にこんな感じで広がっているんです。湖面に冷やされた風が心地よく歩くには都合いい感じでした。15キロの荷物ですからジワジワ疲れてきます。

途中途中、少し広く見晴らしの利く岩場のトレイルもあります。写真にトレイル見がえますか?

でも大概は森、森、森。ところどころにはこんな感じの草地もあります。水場は蚊が多くて大変だった。でも売店で買っておいた薬がとても効果を発揮したのと、顔は蚊ネットでしっかり守っていました。アラスカでもこの2つでいけそうです。

かなりたかいところまで上ってきました。これはフリーモント山の途中です。このちょっと先は一番上で紹介していた写真にような展望のとてもよい場所になっています。

杉林が基本ですが白樺の森も沢山ありました。

これは途中で見かけた湖に作られたビーバーの巣です。彼らは夜行性なので見かけることは出来ませんでしたが『わーいるんだぁ』って感じでした。

森の中を今回は歩きに歩きました。ちなみに15キロ荷物背負ってトータル40キロ歩けました。でもさほど疲れなかった。バックパックが体にピッタリ合っていたんでしょう。

島の中央付近は小高い山になっているのですがこの辺は森もさほど深くはなく高原という感じです。ちなみにこの辺りは右見ても湖、左見ても湖でとても気持ちのいいハイキングコースでした。

深い森が昼がる島。人の手つかずの自然です。かつて地球は何処もこうだったはずです。

こっちもそうです。緑と青と白。いや、いい場所でした。本当に。

辺りには人はまったくいません。小鳥の声、風の音、それだけなんですヨ。本当に完璧に一人になってしまいました。こんな場所、なかなかないよなぁ。

高台で飲む水は最高でした。ちなみにこの水はスペリオル湖の水を煮沸消毒して作った水です。4日間全て水はそうやって補給しました。だって水道なんてどこにもないんですからね。でも美味しい水だったよなぁ。

これは島の中で見かけた唯一の人間のにおいのする場所でした。実際は無人の環境調査施設でした。かつては島の火事を監視するための塔として使用されていたのですが今では空気の綺麗さとかを調査するための塔です。この塔からの見晴らし、とてもよかったです。

その塔の付近はこんな感じ。高原植物。

古代人間はこんな場所をうろついていたに違いない。

山を下ると森、森、森。この辺は雑木林っぱいです。

それにしても深い雑木林だこと。

岩場のトレイルもところどころにあります。南側の海岸際がこういうところが多かったなぁ。

森、森、森。
歩け、歩け、歩け。

森、森、森。
歩け、歩け、歩け。

森、森、森。
歩け、歩け、歩け。

森、森、森。
歩け、歩け、歩け。
 てな訳で40キロ歩くってのも、楽しかったぁ〜
 普通はこんな距離歩けないな。

途中、別のバックパッカーが小さな波止場で休んでました

あらま、モーターボートでバックカントリーに来ている人もいるんだな。いろんな方法があるもんです。
 水場は落ち着きます。
ココからIsle Royaleで見かけた植物です。7、8月頃には辺りそこらにラズベリーが山のように実ることが知られています。今回の時期は少しそれには早かったみたい。
ここからはIsle Royaleの動物達です。最大のこの島の特徴はムースです。島内に数千いるらしいです。

『ドスン、ドスン、ドスン』まるで地鳴りでした。
最初はその足音に『???』と思ってキョロキョロしたもんです。そして目の前にいました。ムースです。雄。分かりますか?立派な角してるでしょ?あの物凄い足音が忘れられません。とても彼らは大きいのです。全長4m、背丈2mくらいあります。鹿科最大らしいです。

こっちは雌のムースです。彼女は池で底の水草をムシャムシャ食べてました。草をかむ音が耳元まで聞こえてきたのを思い出します。彼女は何回も自分の方を見つめてました。

キツネです。可愛らしい、親は一生懸命子供の世話していました。彼らはしばしばバックパッカーの荷物をあせくって食べ物もって行ってしまいます。笑。気をつけないと大変です。ちなみにこの親はウサギを捕まえて子供にあげていました。

小さくてすみません。白頭鷲、この国の国鳥です。2回見かけました。アメリカでのなかなか見かけることが出来ません。アラスカにも沢山いるはずです。

かもは彼方此方にいました。
水鳥はとても多い場所でした。

こんな感じです。平和です。
彼らは潜って魚とっていました。

『コッコッコッコッコ、コココココ』
頭の上から音がします。何だろう?と思って見あげて驚きました。キツツキの実演だったのです。うわー。すげー。本物や。

先のボイジャーでもそうでしたが、北のほうのこの辺のりすは縄張り意識が強くよく鳴くみたいです。こいつも自分が森に入ってきてしきりに威嚇してきました。『俺の場所だぞー』って感じで。

『うわ!石かと思ったよ!!踏まれちゃうよ?』カメ君です。
ココから下はキャンプサイト付近の様子です。

キャンプ場、目の前の湖です。

キャンプサイトのまん前が湖です。水場が近いので水の入手簡単でした。小さなテーブルが木の間に見えていますね?その右の方がテント張った場所です。

洗濯物はスペリオル湖でバシャバシャと素洗いして岩の上で乾かそうとしました。でも乾きが悪いので...

木陰にロープ張って洗濯もの干しました。風強くてアッという間に乾きました。。ロープワークもOKでした。ちなみに今回の4泊2日のバックパック用にパンツ、シャツ3枚ずつしかもっていっていませんでしたが、なんの問題もありませんでした。というか、2枚ずつでよかったくらい余裕ありました。洗濯効果絶大です。

日が沈むーーーー

沈んでしもた 今日も終わりだ〜〜

これがそのキャンプサイトです。

これはその翌朝です。テントのタープとっていますのでテントが前日とは少し違って見えます。
イタリアンのドライフードです。お湯入れるだけ。まずまずでした。でも洗うのが油っぽくて結構面倒、問題だと思いました。

こっちは天津飯系でした。これもドライフードでお湯注いで10分待つだけ。これはとても美味しかった。

同じキャンプサイトに珍しく人がいました。砂浜で遊んでいます。

同じ場所で夕日。静かなもんです。これを独り占め。

最後の日のサイトにはなんと小屋がありました。シェルターといっているようですが16個あってどれも無料です。空いていたら好きに使っていいというシステムです。早速泊まりました。

いやはや、まるでこりゃ家だ。快適、快適。小屋って何か贅沢だなーって痛感しました。

日暮れ後、小屋で静かな時間とともに。やがて静かに眠りについていました。



戻る