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バックパックの凡人である自分が、まだBackpackingの技術も持ち合わせていない2004年4月この旅行を親と一緒にやりました。親にアメリカを感じてもらうのにGrand
Circleを選んだのです。親との旅行なんて10年ぶりくらいじゃないかと思いますが、英語の駄目な親をEscortしてあげたかったのです。恥ずかしながら凡人も人の子、少しばかりの親孝行の気持ちはあるのです。
親とはラスベガスで落ち合いました。写真はラスベガスのマッカラン国際空港の第一ターミナルです。今まで全米の各地の空港を使ってきましたがこの空港ほど狭く、ゴミゴミしている空港はありませんでした。これはBaggage
claimの場所の様子ですが、こんなところにスロットマシーンがあるのはこの場所ぐらいのものでしょう。
(ちなみに日本からの直行便が到着する第二ターミナルはさびれきっています。) |
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マッカラン国際空港から早速Grand Canyonへ向かいます。直線距離は近いのですがドライブで5時間以上かかります。道路が大きく南に迂回しているからです。ラスベガスをちょっと離れるともうこんな場所ばかりです。中西部プレーリーに住む自分には新鮮な景色です。西部でのドライブは何処もこんな場所の連続でした。 |
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ラスベガスから出て程なく途中にフーバーダムがありました。ラスベガスを守る水瓶といっていいでしょう。これがなけりゃ、この場所は砂漠、どうしようもありません。せき止められたコロラド川がこの辺りのオアシスになっているのです。
ちなみにこれはアメリカの世界恐慌時のニューディール政策の一環としてすすめられた事業の一つだと思います。 |
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フーバーダムを過ぎればその先はもうこんな景色ばっかし。壮大な景色でした。そこに一直線の道が100キロほど続いているんです。かなりインパクトのある道路です。(途中飽きてくるかも。笑)この道路の左手は少し盆地状になっていて見下ろせるのですがそこが何ともいえない雰囲気です。ちなみにこの道はUS-93です。 |
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その先を進みちょいとそれるとUS-66という道路があります。一般的にはルート66と言われているらしく、かつてNHKの番組で『ルート66』という番組になってたそうです。父親はこの道路を見て大興奮していました。自分は”はあ?”と言う感じでしたので、分かる人には分かる玄人好みの場所でしょう。 |
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グランドキャニオンは一般的に朝、夕の前後2時間が一番素晴らしい景色を提供するものとされています。その時間が渓谷に一番、陰影ができ立体的に見える分よいのだそうです。朝方早くに今回は見に行きました。 |
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朝方、多分5時前に出発してポイントまで移動したと思います。ちなみにグランドキャニオン国立公園内にはシャトルバスシステムがあって、それに乗ってポイント、ポイントに移動できます。何処の国立公園にもこの手のシャトルがあることが多いですがもちろん無料です。
今回は時間がなくキャニオンを見れる時間が非常に限られていたので一番メジャーとされるサウスリムの中でもウエストリムと言われる辺りに行きました。 |
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日の出、朝寒かったです。ほぼ摂氏0度くらいだっただろうと思います。日が上がって1時間くらいを越えるとキャニオンはどんどんとその美しさを増しました。親はスッカリ見とれていました。壮大です。これが夢見まで見たグランドキャニオンです。 |
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天気は抜群によく、景観も最高でした。親連れて来た甲斐がありました。この場所では言葉はあまり必要ありませんでした。目の前にある圧倒的な自然の姿に自分の小ささを今さらながらのように感じて... |
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この大地を数億年かけて削ってきたであろうコロラド川の、水の力に驚きます。これが地球の姿なんですね。いやはや。 |
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キャニオン沿いにトレイルがありましたので少しだけ歩きました。景色はその表情を変えなかなか楽しいものでした。
わずか30分ほどでしたが歩いたことで、かなりキャニオンの印象が変わります。これは少しでもいいので歩くべきだと思いました。 |
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ここから谷底へ向かうトレイルが下に下りています。谷底まで10キロ少々。高低差は実に1200mあります。谷底へ行くトレイルは2つしかありません。そしてその方法は歩く、ミュール(ロバの親戚)に乗って下りる、飛行機、ラフティング等の手段があります。ちなみに歩く場合には谷底までの往復を一日以内にやってはならないことになっています。かつてその制限がなかったときに死者がしばしば出たのだそうです。恐るべき峡谷です。ちなみにこの谷底に一軒だけあるファントムロッジという宿は大人気で予約はすぐに一杯になります。
今回は時間がありませんでしたが、いつか時間を作って、ここにBackpackしに来よう、グランドキャニオンを体感しよう、サウスリムからノースリムまでグランドキャニオンを歩いて横断しよう、そう思いました。Backpackの凡人の考えることと言うのはいつもそんなことです。グランドキャニオンのバックカントリーにでるには許可が必要ですがこの許可も早い時期から予約一杯になることが知られています。そのくらい大人気なのです。 |
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昼ご飯をリムに座って広大な景色を楽しみながら食べたのですが、チョロチョロとリスが寄ってきました。このリス、えらく写真写りがいいですがそれだけ巨大なんです。恐らく全長40cmくらいあったのではないかと思います。キャニオンもでかいですが、ここのリスもデカイとびっくりしたのを思い出します。 |
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先のトレイルを歩いていくとこの眼下にみえるトレイルを歩いていくことになります。実際、この写真に人が3人写っているのですが、蟻よりも小さいくらいにしか見えません。というか、分からないかな?人間ってこの程度の存在なんです。 |
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いやはや、グランドキャニオン、その大きさ恐れ入りました。今度時間作ってBackpackしにきます。 |