Backpackの凡人



エメラルド色の世界がそこに...

Spring Feverの季節、夏です。2005年5月、昨年度に続き、今年もミネラルウォーターの中で泳ごう、とフロリダに行きました。フロリダの5月は一足先に完全に夏です。
日本では殆ど知られていませんが、オーランド以北には星の数ほどの美しい泉があります。
オーランドからハイウェイを北上



(この運転手、一体どんな格好で運転しているんでしょうか?時速90マイルは出してましたが...)
2時間ほどの場所にGainsvilleという大きな町があり、そのそばにHigh Springsという小さな町があります。High Springsの町の周りにはIchetucknee Riverとか、Santa Fe Riverとかいう綺麗な川がありますが、それらはとても綺麗な泉から発するらしい、という情報を入手しました。
フロリダはSun Shine State。
太陽の照る場所ちゅうことですが、そのとおりです。
今回はIchetucknee River水源のIchetucknee Springに向かう途上です。
Ichetucknee SpringはIchetucknee State Park、州立公園として管理されています。ちなみにフロリダの泉はオカラ国有林内の泉を除けば州立公園管理か、個人管理されているところばかりです。
この公園周囲には浮き袋レンタル屋が沢山ありました。Ichetucknee Springから出発してIchetucknee Riverを浮き袋に浮かんでプカプカ流れて行くのが、ここの名物なのです。その浮き袋に流される時間は実に最長3時間に及びます。川の下流から上流までシャトルバスが運営されてます。興味ある方はここを浮き袋で攻めるのが正解です。
オーランドから3時間、目的のIchetucknee State Parkに到着しました。入り口は南北2つありますが北側が泉のある場所、川の上流なのでそっちにいきます。
ちなみにこの州立公園は数年前にアメリカの全ての州立公園の中で、金賞、要するにナンバーワンの称号を手にしたことがあります。
門を入るとそこに入場料を集めるレンジャーステーションがありましたが、人はいませんでした。3ドルを所定の封筒に入れて投函して入ってくれ、となってます。実に営利的でない感じが素敵です。
程なく駐車場があって中に入って行きます。沢山の人がBBQやってました。ま、BBQはアメリカの夏の風物詩、どこでも見かけます。
森の周囲では野鳥が沢山鳴いていてとてもいい雰囲気かもしだしてました。
公園には滑り台、ブランコがあって子供達が楽しんでました。んー、凡人も幼少時代を思い出してしもたです。
チョイと
歩いていくと
公園のメインエリアに突入。この地図でいう上のところにいます。川の絵がありますがその一番上、(最北端)のペンキがはげて鉄がむき出しになっている辺りにいます。そこがSpring Headなのです。そこから先に言ったように川が流れていて数キロ浮き袋でプカプカ流れていく訳です。ちなみに、ここは浮き袋のアトラクションが本当に人気で一日の浮き袋やる人数を制限しています。あまりにも沢山の人がそれをやるからです。凡人は浮き袋川下りには興味なし。(話は変わりますがこの場所にはキャンプサイトはありません)

目的は
泉いっぽん
そこを潜る、そんだけです。
おー、こじんまりした直径30mほどの円形のエメラルド色の泉が姿を現しました。

”いー感じ、いー感じ。”
でも実際には人が多すぎ...殆どイモ洗いのような状態で、日本の海水浴場みたいなもんでした。こりゃいかん。泉周囲は岩で囲まれ、その周囲を森が覆っています。泉の多くの場所には(州立公園管理者が)海岸の砂を入れてます。泳ぎやすい感じにする為の人為的なものですね。ま、結果、感じのいい場所には仕上がってましたが、なんせ人が多すぎます。これには参りました。凡人的には誰もいないくらいが丁度いいんですが...
ジャブン!

んー、ここの水って冷めてーな...
そして泉は結構深めです。子供が安全に遊べる範囲は極限られています。
泉の70%くらいは足が届かない状態ですが、ま、その方がいいですね。足が届くと砂を巻き上げてしまい、泉の美観が損なわれるじゃろうから。こんな感じで泉の大半は敷き詰められた砂
そして泉中心にの最深部辺りに岩場があって怪しい深いエメラルド色してます。写真にすると小さく見えますが深さは10mくらいだろうと思います。
その岩場に2箇所穴が開いていて、そこから水が湧き出してきてます。

”おー、怖いくらいだ...”
最深部には魚が少しだけフワフワ、スイスイと泳いでます。

”俺も魚になりてーな。人の生活より幸せそうだ...”
泉の周辺部には少しだけ
水草が群生してました。
そんな泉を沢山の人が
スノーケル、あるいはスキン・ダイブ、素潜りして楽しんでいます。ちょっと、人が多すぎてここはそれで駄目な雰囲気になってしまってますね。
とある子は砂を網ですくって巻き上げたりもしてるもんですから
その他の沢山の人も併せて、水がにごってしまってました。

・人が多すぎること
・泉のサイズが小さめであること
・湧水量は多いが、凄まじい量というほどではないこと

こうった条件が、この泉をいまいちな感じにしてしまっているのでしょう。ま、透明度Magnitude 2であって1ではないですから、これまで見てきた数々の泉の中にあっては驚くほどの存在とはいえませんでしたが、ま、日本では見かけることのできない世界であることは確かでした。もっと寒くて人の少ないときにここに来れば大変な美しさに違いありません。水温は常に一定ですから、一年中泳げるのです。
Ichetucknee Spring

スノーケルと浮き袋

この2つの為の場所といっていいんじゃないでしょか?そう感じました。今度は時間があれば浮き袋を楽しめばここの良さがもっと十分に解るに違いありません。


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