Backpackの凡人
バックパッキングに向けてまじめに取り組み始めたキッカケはアラスカ行きの決心でした。
決心したのは2004年の5月初めのことです。人生勘違いしている人大好きです♪
| 写真 | コメント |
![]() |
Backpacking その姿は研ぎ澄まされている。 長い年月をかけて必要最小限に洗練されてきたものの見せる姿だ。そこでは皆がプロに見えてしまう。きっとそこに足を踏み入れようと考えたその瞬間から、自分もその中のひとりとして仲間入りだ。 写真はアラスカをバックパッキングしている人の姿 あなたに想像できますか?先に人が歩いた道はおろか跡すらない、電気もない原野に自分ひとり。周囲には動物達が歩き回っていて『あ、人が歩いてるぞ。』と好奇心の眼差しを向ける。かつて原始人はこんなところを歩いて生活していたはずだ。内心自分のような素人にそれが出来るのだろうか?と内心不安はある。その不安は大切にしなければならない。この手の場所では自分しか自分を守るものはないのだから過信は禁物だ。 |
![]() |
そもそも、今回の旅行でマッキンリーの見える安い手段があれば、このようなBackpackingをしようなどとは夢にも思わなかっただろう。でも理解しなければならない。そういう手段は『ない』のだ、マッキンリーを間近に見る簡単な手段などというものは。5大陸の山という山を制覇してきた植村直巳さん遭難のニュースが山のその厳しさを端的に示している。マッキンリーというのはもともとデナリと呼ばれてきた。デナリとはココにもともと住むアサバスカインディアンが古来伝えてきた呼称で、『偉大なるもの』という意味らしい。 写真はキャンプのコーナー ついに発見。『あった♪!キャンプコーナーやん!!』いろいろおいてあります。目の前にはテント。 |
![]() |
高さだけなら6500mくらい、エベレスト等には遠く及ばない。しかし、山麓から山の頂上まで一度に目に入る高低差は実に5500mあって、エベレストもそのような高低差は持っていない。パッと見で偉大なるものと感じさせる理由はやはりあるのだろう。 写真は寝袋 『寝袋はとりあえずもっているから今回はいらないなぁ』 |
![]() |
先にマッキンリーを見る安価な手段はない、と書いた。理由は徹底した非開発主義にある。この公園は人は自然の中への侵入者である、という考えのもと徹底して開発しない主義をとっているそうだ。どのくらい開発していないのか? 写真はバックパック 『いくらくらいなのかな?わ、高い!!安い奴でも150ドルくらいするぞ、高いと数百ドルだ。バックパックは全部揃えた後にいい大きさの奴を購入しよう...』 |
![]() |
道−公園内には未舗装道路が一本あるだけだ。 入所規定−公園内で人の歩いた跡を歩いてはならない。 言い換えれば国立公園ならば何処にでもあるトレイルはないわけだ。言いかえれば何処を歩くのも自由。但し、公園を80数箇所に細分化してそれぞれに入所できる人数を制限している。人が集中しすぎることを徹底して嫌うわけだ。 キャンプ場−1つのサイトで2人用テント2個、合計4人まで。いわゆる車で来てバーベキュー等を楽しむような系統のオートキャンプは一切想定していない。バックパッカーのみに許された場所なのだ。 キャンプ小物の数々 『わー、いろいろあるなぁ。タープ、紐、クーラーボックス、望遠鏡、コンパス...今日欲しいのはこんなんじゃないんだよなぁ』 |
![]() |
これでおおかた、Wonder lakeでの姿が想像できるのではなかろうか?そう、Backpackingしか手段がない、それが唯一の手段なのだ。マッキンリーを間近に見れる場所はこの28サイトのみのWonder
Lakeキャンプ場(最大100人ちょっと)とそのすぐ傍に建てられたCamp
Denali等の3軒のロッジ(最大150人)だけなわけだ。その最大250人がマッキンリーをゆっくり展望することの可能な人数なのだ。これを見る、贅沢な話だ。 写真は水筒 『水筒だ。これは今日入らないけど先では一個買わなきゃならないな。キャンプ場には水道あるけど、どのくらい浄化されてるか分からない場所だからな。』 |
![]() |
道は一本だけあると書いたが、公園の中にはツアーバスとシャトルの進入しか許されておらず一般の人の自家用車は公園入り口までは許されているもののその先には入れない。オートキャンプはマッキンリーの見える場所では出来ないわけだ。 写真は数々のドライフード@ 『へー、こんなんがあるのか。Kenedy宇宙センターで見た宇宙食と似てるなぁ。パスタ、乾燥させた野菜、肉なんでもあるやん。Backpack〜って感じだなぁ♪』 |
![]() |
マッキンリーは全貌を見渡せる日が非常に限られていて7,8月には完璧に見える日は2,3日でもあればいい方だ。言いかえればツアーバスでマッキンリーの見える展望台に一回いったくらいではマッキンリーは見れないということになる。それではデナリ(マッキンリー)国立公園に行く意味がない。行くからにはマッキンリーを見たというものでなければならない。それがキャンプをワンダーレイクで5日間も強行する理由だ。 写真は数々のドライフードA 『これはReady madeの食事かぁ、アメリカの味じゃどうかな?口にあわないかもしれないけど、行く前にいつか試しとこう。どれもお湯をかけるだけで完成らしい。これならお湯さえあれば簡単だな。』 |
![]() |
Dare to explore 人の心の何処にかしらある気持ちに火がついた。 もう引き返す気持ちはない。 『マッキンリーを間近で見よう!!』 これだけが出発点だ。 写真は食器類 『食器か。とりあえず、今はいらないな。先々いい大きさの奴を一つだけ買おうっと』 |
![]() |
目的、目標が最初にあって、細かな心配は後でする。これは何かに挑戦する時の重要な姿勢だと。今回の予定自体がまさにそれにあたる。 写真は燃料群 『あ、これってプロパンガスだ。ガソリン(MSRとかかれた奴)もあるぞ?』 |
![]() |
つまり『マッキンリーの完璧な姿を間近で見よう!!』 これがすべての事の発端だ。キャンプ場を予約した直後、詳細を知って少々しり込みしそうになった時にこう思ったのを思い出す。 『ま、飯もどうにかなるやろ。ワッハッハ。』 写真はコンロ群 『ついに発見!!コンロだ。アメリカでも日本でも使える奴、1週間の燃料がコンパクトにすむ奴、火力が十分強い奴。そういうのが欲しいなぁ。』 |
![]() |
というわけでScheelsのキャンプコーナーに向かって最初に揃えようと考えたのが、一番心配した食事のこと、特にコンロのコーナーである。火はなければ料理は難しい。人間は火を自由に使う唯一の動物なのだ。 ちなみにキャンプサイトでの焚き火は禁止されている。 写真はガソリンコンロの一例 『コンロだけは最高級の信頼されたものを手に入れよう。飯がなきゃ、キャンプにならんからな。どれにしようかなぁ...うーん。』 |