Backpackの凡人



South Dakota州には意外と色んなものがあるんですヨ。
Black Hillsを中心に岩の芸術が点在しています。

South Dakota?
あまりそのイメージというのはハッキリしないと思います。何がそこにあるのか?それを知らないことがその主たる理由です。

今回South Dakotaでは最初にBadlandsへよったのですが、そこの過酷な現状にBackpackingを断念したところから始まりました。写真はBadlandsから目的とするBlack Hillsといわれる場所に移動している最中です。どこまでも砂利道の一直線の道が続きました。
ようやくそこを抜けると今度は平原を抜けて...
更に進むと、景色はまた、その姿を変えていきました。Black Hillsは宇宙から人工衛星で見ても黒くみえる森林地帯なのです。
公園自体は広葉樹林が多くて
その合間、合間に巨石がありました。この森と巨石の間を抜ける道路は素晴らしい景色の連続でした。
このBlack Hillsについて情報は全く持っていなかったので、さして何の期待もしていなかったのですが
その景色の変化にとんだ光景はドライブして実に楽しいものでした。このドライブコースはかなりオススメです。
実際の場所はCuster State Parkという州立公園なのですが、その北西端から公園内に入るUS87は実に楽しいドライブコースでした。もしSouth Dakotaに来たならばCuster Park内の北西端のUS87のドライブは是非やってください。オススメです。
途中、何箇所か巨石を通り抜けるトンネルがありますが、アメリカでは非常に珍しい一車線です。道路は非常に狭く、巨石の中をこれで通り抜けるの結構スリルあります。
そして入っていったCuster State Parkはとても素敵な場所でした。図抜けたものはさしてないのですが、

『あー、ここでゆっくりしたい。』

ハッキリそう思える場所でした。さきのBad Landsとは大違いでとても落ち着いた場所なんです。
これは園内のキャンプサイトの目の前の光景です。静かな湖面と
森、岩。まるで手作りされた庭園という感じでした。これで1泊15ドル。予約しておかなければとてもキャンプサイトを確保できない場所なので今回は、ここには泊まれませんでした。

合計8つの場所に160サイトのキャンプ場があるのですが特にSylvan Lake Areaと、Center Lake Areaこの2箇所はキャンプサイトとして実にいいとこです。
後で知りましたが、この州立公園全米で2番目に巨大なState Parkだったのです。どうりで素晴らしかった。

さてキャンプは例によってコンロを上手く使いこなして食事を作れること、これが最重要ですし、この練習を重点的にしたいのです。例によってお湯はあっという間に湧きました。
んでもって、持ってきていたドライフードを開けて、お湯注ぎました。

あれ?メキシカンのドライフードだったのか...まいいや。

そう思ってお湯を注ぎ待つこと10分。完成。

『ま、不味い。。。』

とても人間の食べ物とは思えませんでした。何も考えずにドライフードをまとめて100ドル分、適当に買ったのが失敗でした。

【教訓】(もともと好きではない)メキシカンは禁忌

素晴らしい、園内には子供のエルクがいました。
ハッキリいって完璧に”小鹿のバンビ”でした。
この子達の体には白い点が実際にありました。

エルクです。角がかっこいいね。

マウンテンゴートです。

リス君です。
このCuster State Park、景色が素晴らしく、ドライブがとても楽しいのみならず、野生の動物が沢山(鹿の数は凄く多い場所でした。今迄で一番沢山の鹿を見ました。見れるはずだったビッグホーンシープだけ見れませんでした。)いましたし、

これ変わってたなぁ。
実に沢山の野花が咲いていました。
名前は全く解りません。
Black Hills(Custer State Park)には湖が多かったのでそこでボートで釣りをして楽しんでいる人が多かったのはもちろんですが、なんと熱気球を個人で楽しんでいる人もいました。いやはや、アメリカ人は人生の楽しみ方をよく知っている。
Custer State Parkの周辺は岩場が少々多いところです。Black Hills内と違ってRed Rockの岩場が多い場所です。
途中、山火事の後もありました。アメリカの国立公園等では山火事が起きても積極的に消火しには行きません。山火事もまた自然の摂理、そいういう訳なんだそうです。
さきにBlack Hillsの周辺は岩場が多いといいましたが、特にその岩を中心の舞台にして数々の芸術が綺羅星のごとく見られます。

その一つはJewel Caveです。ここは国定公園です。世界でMommoth Caveについで2番目に長い洞窟として知られています。
洞窟内は殆ど全てライム石という石に覆われていて、水晶が大量にあります。実際にそこに行けばわかりますが洞窟内の水晶の量は凄まじいです。写真は炭酸カルシュウムが結晶をなしています。これは長時間かけて水晶に変わっていくはずです。
そしてそれとは別の岩を中心とした芸術の舞台はWindow Cave National Parkです。この国立公園、強い風がなぜか洞窟から出てきてます。何故、風が休むことなく噴き出してくるのか?自然って不思議です。
Window Cave内にはこんな感じ。石灰石の鍾乳洞ではなく方解石が主体の洞窟でそのために洞窟内の光景も鍾乳洞とは全く違った世界が広がってました。
それだけでなく、その南に少し進むとHot Springsという場所があります。そこの注目の石は化石です。これ何の化石かわかりますか?
これはかなり雰囲気ありますね。
そう、マンモスの化石が非常に大量に発掘されている場所なんです。
それだけかと思ったら石の芸術は更に、まだまだありました。これは1940年代から作成中のCrazy Horseという岩に彫刻を彫っている物です。60年たった今でもまだ作成中です。というのもFederalでも、Stateでもなく、立派に個人がやっている仕事だからです。笑。これ、超巨大で今、完成している顔の部分だけでも60mくらいあります。(大きさからいうと、次に紹介するマウント・ラシュモアの10数倍は大きく、完成すれば世界一の彫刻となるそうです)作成は殆どダイナマイトの爆発によります。ダイナマイトが高いんだよ〜といって寄付を募っていました。多分完成まで、あと100年くらいかかるでしょう。
更に、South Dakotaの岩の芸術の真打はこれです。
誰でも知っている4人の大統領の巨大彫刻です。マウント・ラシュモアです。アメリカ人はこれを誇りとしています。ここのTシャツ、やたらに売れていました。
更に更に、South Dakota州の隣、Wyoming州に入ってドライブ一時間。更に巨大な岩の芸術が目に飛び込みます。
そり立つ岩、300m。
アメリカ人は凄い。ハッキリいって尋常ではないですがこんな感じでしょうか。

『そこに山があるから登るのだ』
怪しいその姿を見せる巨石。それは...
  未知との遭遇

  その舞台です。

  Devils Tower !!









聞けば、このDevils Tower、今までロッククライミングして死んだ人のいない安全な岩だそうな。。。

『今度、こいつの頂上でBackpackingしようかなぁ。』



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