Backpackの凡人



Simply tasty &
Simply beautiful


2004夏アラスカ。Glenn Highwayをアンカレジからどんどん東へ。道路周辺は沢山のチュガッチの山々があったり、川があったり、ツンドラがあったり、タイガがあったり...どこもアラスカ的です。どこかが違うココだけの雰囲気。

写真はまばらなタイガ
景色のみならず、注意印の道路標識だって雰囲気ありありです。
西の方に行けば行くほど秋の色が綺麗でした。
アラスカの秋は黄色のアスペン等の木々と赤いツンドラの大地がその典型です。
Glenn Highwayはその途中にあるマタヌスカ氷河でも有名。こいつがそうです。

蒼白いです。
でかいです。
綺麗です。

といって何回見ても自分にとっては氷河はどこか異様です。遠くからの眺めで小さく見えますが幅数キロあります。こいつのことは詳しく別で紹介しましょう。
更にマタヌスカ氷河を横目にみてドンドンと進むとツンドラの大地が広大に広がってきました。広々してます。広々という点では我がIowaのPrarieとは同じですが、それでもなんか雰囲気が違います。

右見ても
左見てもこのとおり。

ツンドラの大地に丈の低い針葉樹がマバラに生えていて何処までも広がっています。ちょうど、ツンドラとタイガの交じり合った感じと言えるでしょう。
とても整然とした美しさです。このツンドラの上に生える針葉樹林は。広大なツンドラが遥か彼方まで広がるこの場所には
もやの向こうに悠然と
アラスカの山々がそり立っています。
この辺はチュガッチ山脈の西の端の辺りですが、
特にGlenn Highwayでも美しい場所でした。
途中で車降りて
景色をぼんやりと眺めてしまうのです。
Just Big
それだけです。この辺のツンドラの大地は
自分の意識の中では
デナリを凌ぐくらいに
美しいと
感じられました。
もや、煙がこっちの方が少なくてまだ景色がよく見えたからです。
素晴らしい...

と見とれているうちに
日は暮れていきます。
珍しくガソリンスタンドがあったので給油
Eurekaという場所です。3件ほどの建物(ガソリンスタンド、モーテル+α)がありました。
景色があまりにもいいので、ここで一泊することにしました。キャンプもいいですが今日はこの小奇麗なモーテルで。

Eureka Lodge

この一泊はアラスカで今回の旅行の最後の夜です。

※Glenn Highway上でもこのEurekaがもっとも美しい場所といえます。マタヌスカ氷河から更に西に1時間くらい運転しなければなりませんが、ココまで来る価値十分にあります。美しい。
フラッシュたかずに写真とってしまって駄目な写真になりましたが、これはこのモーテルの過去です。当時まだ、このGlenn Highwayもない頃に、この場所に魅了された一人の個人パイロット。その人がココの先代オーナーです。確かにこのロッジの目の前には土地を平坦に削ったプロペラ機滑走路が今でもあって飛行機は普通の乗り物です。アラスカではプロペラ機は何処であろうととても一般的ですけどね。プロペラ機でここに訪れた先代オーナーはココに住もうと決心し手作りで家を作って生活し始めたんですね。アラスカにはこの手の生き方をしている人たちを沢山見かけました。人を魅了してやまない土地なのです。特にアラスカでも、デナリ奥地、カンティュシュナにいるジニーとシリアの2人はそのような生き方をした2人の女性として有名です。アラスカの母とか言われています。

更に、地図見て分かりましたが、この周囲の山とツンドラ、タイガの森には沢山のトレイルがありました。Hiking、遊覧飛行が手軽に楽しめる場所です。この場所、ほとんどデナリと同じくらいに魅力ある場所だと思います。
やがて夜。
日は沈み、月がでました。この時間に外にでたのはあれです。はい。凡人、単に腹が減って夜食が食べたくなったんです。
折角だからモーテルの中で作らずに外にでて作って食べようか、と思って出て来た訳です。

1分

2分

3分

完成♪ラーメンですぅ。ウヒ♪
寒いアラスカの夏の夜

ズルズル

あー体温まる。やめられんワイ。

『うめー、うめー』

ジュル←鼻水だよ

『あー、おいし

と空を見上げ、ラーメン食べる手が止まってしまいました。

『こ、これはまさか...』
カメラの露出最大にしてチェック

月がぁ〜でった、で〜たぁ
月がぁ〜でたぁ〜〜あ、よいよい



月も太陽のように撮れます。この状態でもう一度さっきの相手を
写真撮りました。
Northern Light

別名 Aurora borealis

おー、撮れた、撮れた...
感動(T_T)
オーロラだよ。

当然ですが綺麗でした。どのくらい続いたでしょうか?よく覚えていませんが、決して長くはなかったです。多分、30分もないくらい、ほんのひと時の出現でした。ユラユラと天で本当にカーテンを思わせるようにゆれてました。そして、出ては消えて、また別のところに出ては消えて... 嬉しかった。ラッキーでした。2004アラスカ最後の夜に見れて。

それまで凡人はデナリ等で意地でもオーロラ見ようと思って、夜中、寝袋外に出して天を仰いで寝ました。それはそれで大空に輝く星は美しくそういうことは他の機会にはやりませんから格別な思いでしたが、オーロラは目にできなかったんです。時期は8月末。アラスカでオーロラが出現し始めるスレスレくらいの時期です。ハッキリ言ってこの旅では見れなさそうだ、ともう諦めていました。一晩中おきて空を見るというのは並大抵の努力ではありません。
オーロラはその美しさゆえに誰もが見たいのですが、いつでるか全く分からないのでオーロラが天空を彩っても気がつかずに寝てしまっている可能性の方が高いのです。凡人、オーロラが『こんなんですけど...』くらいいって出てくれればどれだけ助けられるか...と思いましたが、そんなのありえません。本当に見ようと思うのであれば、日中寝て夜中徹夜で空見ておくことができる努力の最大限です。それでも出ないときは出ないのです。結局、割と難しい訳ですよ。オーロラ見るのは。
この旅行ではデナリでも、キナイでも、ランゲル・セィントエライアスでも見ることはできなかったんで最期の一晩のこの夜、もう、完璧に諦めていました。それなのに、偶然にもオーロラに出会うことができたんです。
思いましたよ。ラーメン、外で作ってみるもんだなぁ...って。

あんまり時間たつと、残ったラーメン完全に伸びきってしまって食べるに耐えないようになってしまうんで、ズルズルと再度食べました。その直後、
オーロラが一際明るく地平線近くに出た、とラーメンモグモグ喰いながら見ていると、眼鏡がラーメンの湯気で曇ってしまいました。あわてて曇りを拭き取り再度、天を見上げた時には真っ暗。もう2度とオーロラはその姿を現しませんでした。

ラーメン作りに出たのは本当によかったけど、あのタイミングで食べるべきじゃなかった。。。後悔先に立たず

ま、でもEurekaでのラーメンとオーロラ
記憶に鮮明に残ってます。

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